人とのつながりが寿命を延ばす

以前より『孤独死』や『孤食』の問題など独りぼっちの生活が健康に与える影響について、いろいろと報告されてきました。

以下は篠宮理事長が小象短信として小象メールに投稿された記事です。NHKラジオの健康ライフという番組からのレポートです。

石川善樹氏の健康ライフ 「人とのつながりが寿命を伸ばす」 で火曜日の放送で千葉大学近藤克則先生のお名前を挙げて 20万人以上の調査から「三つ以上の組織とつながりがある方は長生きだ」というデータを紹介していました、 一つの組織だけだとなにかうまくいかないことがあったときにス トレスの解消ができにくいとのことです。 第21回小象フォーラム(2017年2月25日) でも 亀田義人先生が「地域のつながりと健康」としてJAGES プロジェクト(現在では30万人規模)についてご講演して戴きいました。詳しい内容は、小象の会会報第23号に掲載してあります。
更に
幸福度が高いと長生きをするというのが健康ライフの木曜日の放送でした。 たくさん興味を持っている、人々とつながるということが困難からの回復力につながる。 また前向きあるいはポジティブということ、空元気でもいいから笑ってみる、上を向く、ガッツポーズをとることだけでも元気になれる。また幸福感は感染して周囲も幸福になる。イギリスでは国として次の5つを幸せにつながるものとして提唱しているそうです。 運動する・感謝する・人とつながる・新しいことを学ぶ・感謝を与える
また一方ではこのような見方もあります。
健康ライフ金曜日の放送は孤独遺伝子の話でした。人々と交流することが大切ですが、人と会ったり組織に属することが苦痛でストレスになる人々がいます。それを孤独遺伝子と称しています。その生物学的意味はある集団が感染症その他で絶滅したときに離れていた個体がその後生き延びることに役立つというものです。孤独遺伝子について調べてみましたが、カルフォルニア大学サンディエゴ校で1万人以上の人たちの行動分析から、孤独の4分の1程度が遺伝的に説明されると言うことのようです。もし特定の遺伝子が孤独と関係していたという報告があればお教えください。 2017年5月14日の小象フォーラムで森本浩司先生がメンタルヘルスについて講演してくださいましたが、子どもがすべて元気にみんなとワイワイ遊んでいるのがよろしいわけではなく、ゆっくりひとりで本を読むことが好きな子もいるでしょうから、その子らしさがあるかということが大事です(小象の会会報第24号に講演内容が掲載されています)、と話されたことと通じると思います。

人とつながることは大事ですが、いっぽうでつながらない人の存在も大事。みんながみんな明るくガッツポーズをしていなくてもよいとうことです。結局個人個人のパーソナリティを大事にすること。つながりたい人とはたくさんつながることができるような誘い掛けを、つながることが好きではない人には見守りを。一色に染めるのではなく、社会が柔軟な対応をしてくことが大切なんでしょう。いじめの問題とも関連していると思えますし、森本先生がとても大切なことをおっしゃていると思います。

— posted by なん(管理にゃん) at 12:10 pm  

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