「老化への挑戦」ハダカデバネズミ

20XX年 某月某日、 まだ人類未到の深山に分け入っていた洞窟探検隊が、世界を驚愕させる発見をした。 洞窟の奥の奥、光も届かぬ闇の中で人知れず暮らしていた、未知の人類に出会ったのだ。 彼らは暗闇の中で長い年月過ごしていたため視力はほとんど失っていた。そのため衣服も必要とせず裸で暮らしていた。 洞窟の中は常に30度ぐらいの気温が保たれていて、彼らには保温の必要も無かったようだ。 洞窟の奥の壁を掘っていくつもの部屋が作られていて、それぞれ用途別に共同で使っていた。 冬のやや肌寒い季節には皆で一つの部屋に集まり、暖を取っているようだ。 コミュニケーションは主に音で取っており、そのため、よく通る声で歌うように会話し聴覚に優れていた。また嗅覚も鋭いようだった。 一族を統率するのは1人の子だくさんの女性で、その他の者はみなそれぞれの役割を担っており、子育てをする係、穴蔵や通路を掘ったり修復したりする土木係、木の根や小動物、昆虫などの食料を調達する係など、決まった仕事を一生行う。 このような生活を知るだけで驚くべき種族と言うことがわかるが、それ以上に驚嘆すべきは彼らの寿命である。なんと、彼らは平均して800年、最長で1200年近い寿命を持ち、一度成年に達すると、ほとんど老化することなく若者と同じ核力を持ったまま亡くなる直前まで活動し続けているのだ・・・・!!

と、こういうお話があったらそれはもうSFの世界で、人類ではとうてい考えられませんが、実際にそうやって暮らしている驚くべき長寿ネズミがいるのです。アフリカのエチオピアやケニアに住むハダカデバネズミがその驚異のネズミです。

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Wikimedia Commonsより

ほとんど無毛で(裸)地中に穴を掘るために上下の前歯が飛び出しています(出歯)。姿そのままの名前でちょっとかわいそうですね。ちなみにこの歯で穴を掘っているとき口の中に土が入ってこないように唇は歯の後ろで閉じられるようになっているそうです。光がないところに住んでいるので目はほとんど退化しています。

土の中に長い長いトンネルを掘り、100匹近いネズミたちがまるでハチやアリの様にそれぞれが役割を持って共同生活をしているそうです。ひときわ大きい女王ネズミだけが子供を生み、繁殖に関わらない者たちは働きネズミ、兵隊ネズミなどに分かれて一生過ごすのもハチやアリにそっくりです。通常の同じぐらいの大きさのネズミたちが2−3年しか生きないのに対して、彼らは平均28〜30年、女王ネズミは40年以上生きているものがいるで、10倍も長生きなんです。そして、その驚くべき「健康ぶり」がだんだん明らかになってきて、世界中の抗老化を研究している先生たちの注目の的となっています。・・△愨海

nan

ちなみに今日はにゃんにゃんにゃんの猫の日。飼い猫の寿命は20年近くあるそうです。

— posted by なん(管理にゃん) at 11:22 pm  

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