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βカロテンと喫煙

みかんを食べ過ぎると、皮膚が黄色くなるのをご存知方は多いと思います。みかんだけでなく、かぼちゃやにんじん、意外なところでは海苔の食べすぎでも黄色くなります。野菜ジュースをたくさん飲んで黄色くなる方も。これを柑皮症(かんぴしょう)と言いますが、その柑皮症の原因となる黄色い色素がβカロテン(=βカロチン)です。

緑黄色野菜にたくさん含まれるビタミンの一種で、動物の体の中でビタミンAに変換されます。βカロテンには抗酸化作用があるといわれ、活性酸素を消す働きがある、とか、がんを予防するのではないか、と言われ、サプリメントもたくさん売られています。

ところが、きちんとした研究の結果をみると、がんの予防効果については、“ある”という報告と“ない”という報告、両方ありますがどちらかと言えばないという報告が多く、それどころか、喫煙者がサプリメントを長期間摂りつづけると、肺がんのリスクがかえって増加するという結果が次々とでているのです。ドイツでは喫煙者はβカロテンを大量に摂らないようにという勧告が出ています。更に喫煙をしていない人でも死亡リスクを増加させると言う報告もあり、妊婦さんが過剰に摂取すると胎児に悪影響を与えるかもしれないとのことです。

もちろん、野菜をたくさん食べたからといって、黄色くなることはあっても、がんのリスクが増加するわけではありません。あくまでもサプリメントとして毎日多量に摂取するのは良くないということです。

なんでも、ほどほどが大切。バランスが大切。どんなに大事な栄養でも、一種類だけ大量に摂るなんて不自然なことがいいはずがありません。サプリメントを飲むより、タバコをやめること、好き嫌いなくいろんなものを腹八分目に食べ、体をよく動かすことが大切。と、わかっていても、ついつい、簡単な方へ流れてしまうのですよね…

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ダイエットを始めてから、ニンジンをいっぱい食べてます。

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柑皮症になってても・・・ちょっとわかりません。

— posted by なん(管理にゃん) at 10:08 pm   pingTrackBack [0]

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