第7回小象の会生活習慣病予防治療フォーラム

投稿日:2009年6月7日|カテゴリ:小象ニュース2009

第7回小象の会生活習慣病予防治療フォーラムが開催されました。
総会に引き続き、講演会が行なわれました。

会員講演

演題:『太らず、痩せず、活き活きと―高校生健診からみえたこと』 

演者:栗林会員

小象の会でおこなった高校生の生活習慣病健診で、高校生といえども、運動する習慣がないと内臓肥満やインスリン抵抗性などの生活習慣病のリスクが高まるこ と、特に男子にその傾向が強いこと、高校生の場合腹囲が80cmを超えたら要注意という事、また、女子の痩せすぎも重要な問題であることなど次世代をになう若い人の健康についての知見を報告しました。

特別講演

演題:『噛むことの重要性』

演者:東京歯科大学衛生学講座主任教授 松久保 隆 先生

よく噛んで食べることは、消化を助け、肥満やがんを予防し、味覚や脳の発達を促す。80歳で20本の歯を守 るためには、まず24本の歯をキープすることが大切(それ以下になると急に数が減り始めるので)。その為に、日頃から歯科健診を受け、手入れを欠かさない 心構えが大事。内科医と歯科との連携も必要とのお話でした。ロッテの『咀嚼力判定ガム』を参加者全員1枚ずつ頂いて、噛んでみました!

小象ブログにも関連記事の掲載がありますので、あわせてご覧ください(記事はこちら)。

叙勲の挨拶をする櫛方会員

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